土俵の女性禁止の由来と海外での反応について。伝統ってなんですか。その②

土俵の女性禁止の由来と海外での反応について。伝統ってなんですか。その②

昨日は、土俵の女性禁止の由来については、何が関係しているのかということを中心に書かせていただきました。

では、このことに関して、海外ではどのように報じているのでしょうか。

海外での反応について調べてみました。そして、一部を抜粋します。

よろしくお願いいたします。

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ニューヨークタイムズではこう報じている

ニューヨークタイムズは、大相撲で土俵が女人禁制になった背景を説明しつつも、人命救助していた女性が土俵から降ろされたことに関してこう言及しています。

・「先進国の中でも健康・学問・経済・政治におけるジェンダー平等が一貫して低い順位を占めている日本で、今回の騒動は女性がどう扱われているかを象徴していると見られている」

・夫婦同姓問題や女性政治家の少なさ、皇位継承問題、そして毎日新聞が報じた保育士の「妊娠順」を例に挙げ、日本の女性は「無数の障害に直面している」と指摘している。

・近年、相撲は女性にも人気があり、女性客を集めるイベントなどをして呼びかけていたことも指摘。

・しかし今回の騒動で、日本相撲協会が女人禁制に対して何か動きを起こすインセンティブは少ない、という専門家の分析で結んでいる。引用元:BuzzFeedJAPAN

ワシントンポストではこう報じている。

以下のとおりです。

・「神道の伝統として、相撲の土俵は神聖な場所で、『不潔な』女性は上がるのを禁じられている」と説明するワシントンポスト。

・今回の騒動は「女性が平等を実現するのに直面する問題を明らかに表している」と批判。

・安倍首相が、女性の就業率の増加を目標に掲げるウーマノミクスを推進しているのにも関わらず、女性たちはどんな場面でも差別や便宜の問題に直面していると論じている。

・また、ワシントンポストは、日本のジェンダー問題に詳しい専門家の分析を報じている。

・「日本は世界の基準を満たそうとしているが、同時に伝統や性差が表れる領域もある。女性たちにとって変化は起きているが、一進一退だと感じる

・また、皇位継承や寿司作りを例に、「女性が入られる世界は決められている」とし、

・「伝統は人によって作られるもので、人に奉仕しなければいけない」と専門家は話す。

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・伝統が現代の期待に沿えるよう私たちはどう手伝えられるのか。今回の騒動がそのような考えのきっかけになれば、と見ている。引用元:BuzzFeedJAPAN

ジェンダーってなんだ??

さて、ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト。どちらも共通の言葉が出てきました。

「ジェンダー」という難しい横文字が出てきましたね。(え?難しくなんかないって??)

実は、解決しなければならない世の中の問題の一つに、ジェンダーに基づく偏見や不平等があると言われています。

その、ジェンダーって何か。こういうことです。

ジェンダー(gender)とは、生物学的な性別(sex)に対して、社会的・文化的につくられる性別のことを指します。世の中の男性と女性の役割の違いによって生まれる性別のことです。

例に出すと、「料理は女性がやるもの」という認識はまだまだ日本では根強いですよね。

でも、世の中には男性でも料理上手な方は所狭しにいます。この性別がジェンダーです。

まとめ

端的に言ってしまうと、私はこんな風にとらえてしまいました。

「海外から見て、日本はまだまだ発展途上国なんだろうね」

最近は、女性も強くなって社会にドンドン進出して、キャリア志向も増えつつ、結婚、出産後も社会復帰して、活躍している人が増えている。

とはいえ、伝統が根強く残っていることも事実である、と。

でも、なんだろう。伝統がどうだ、とか、行司がアナウンスしたとかなんとかっていうことよりも、もっと、なんだろう。

なんかさ。伝統っていう、「目に見えない鎖」で縛られていると、これからの時代、日本はやっぱりどこか閉鎖的で、息苦しくって、しょうもないことで悩んだり、迷わされたりする人が減らないじゃないのかな、って思う。

確かに、伝統って昔から代々守られてきているものだし、代々守り続けていくことって難しいし、それはそれで栄誉なことだし、それ自体、大切なことだとは思う。

でも、「伝統だから」と言う理由だけで、守り続けていくのはどうなんだろう。

やっぱり、今回、1人の看護士の女性が心臓マッサージをしたからこそ、そして、女性禁止の土俵入りにあがって命を助けようとした、その言動は、やっぱり、称えられることであると思います。

人の命は尊いですよ。

日本がこの出来事をきっかけに、何かが少しずつ変わっていくのかどうなのか。興味がありますね。

では。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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